僕はもう疲れた。

ただただ正直な気持ちを書く。

映画は映画館で見るのがいい。

最近、独りで映画館に行き始めた。

始めは、オデッセイという映画が面白そうだったので

それを見に行った。

 

映画自体もかなりおもしろかったのだが、

やはり映画館で見たというのが大きかった気がする。

 

映画館に見に行くと

多かれ少なかれ待ち時間が発生する。

その間は、早くその映画をみたいという気持ちに刈られ

焦らされる苛立ちと、今から見れるという期待で

日常にはない感覚になる。

 

そして、劇場に入る。

映画の告知や劇場のマナーについての説明が入り

さらに焦らされる。気分は高揚する。

 

ついに、映画が始まる。

このときからには

スマホは見れない。

部屋は真っ暗

音も立てられない

トイレにも簡単にはいけないという

非日常な空間が広がる。

 

この、映画をみるためだけに全ての神経を注ぎ込むように作られた空間の中で

大画面、さらには横から後ろから聞こえる音に囲まれながら

映画をみる。

 

ポップコーンは要らないと思う。

 

完全に集中して映画だけを見る。

 

入り込む。

 

 

 

 

 

 

上映がおわると、明るい日常の空間が広がる。

他の家族、恋人、友達連れの人たちは

その、いつも隣にいる人たちと会話することで

一気に映画の世界から日常の世界に戻るわけだが

独りで映画館にいく私は少し違う。

 

日常の空間を歩きながら、頭のなかはまだ映画の世界に取り残されている。

来た道を帰るときも、まるで世界は違う。

 

幸福感に包まれる。

 

オデッセイを見に行ったあと、

私は本当に久しぶりに心が潤った気がした。

 

 

 

 

家で映画を見ると、

トイレには行くし

スマホは見るし

お酒は飲むし

挙げ句の果てには巻き戻しはするし、

映画を見るといよりも、

日常の生活の中に動画が再生されている端末がひとつあるだけ

という状態である。

 

いままでこんな映画の見方でよく

この映画はどうだとかあぁだとか言えたものだなと思う。

 

今日も「映画を見に行く。」

そう家のなかで決めたときから

家を一歩踏み出したそのときから

そして、上映時間まで間に

喫茶店でブログを書いて暇を潰している

この今も、私は映画館の劇場の魅力にすでに取り込まれているのである。

まだチケットも買ってないのに、

すでに心は弾んでいる。

 

私は今日も幸福である。

 

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